8月1日(月)、松本克巳&パリ・オペラ座の風「愛とヒューマンのコンサート」が開催されました。
「愛とヒューマンのコンサート」は、阪神淡路大震災など被災地での演奏活動を行っている「愛とヒューマンのコンサート委員会」のみなさんによる企画で、さる5月には宮城県の名取市、石巻市でもコンサートを行っています。
今回「大きな災害に遭いながらも勉学に励む学生を音楽で応援したい」とのご連絡をいただき、理学部・理学研究科自修会との共催でコンサートが開催されることになりました。
(ポスターはこちら)
オペラ音楽から日本の作曲家の音楽まで、とてもバラエティーに富んだ演奏で、あっという間の約2時間でした。
「愛とヒューマンのコンサート」のみなさん、演奏してくださったみなさん、素敵な音楽をありがとうございました!
ヴァイオリン:松本克己(日本フィルハーモニー交響楽団)
ヴァイオリン:アラン・ペルシオ(パリ・オペラ座管弦楽団)
ピアノ:べッセラ・ぺロフスカ(パリ・オペラ座所属)
ピアノ:相馬泉美
まずは自修会担当の本堂先生(左)と
「愛とヒューマンのコンサート委員会」の今野さん(右) のご挨拶から。
★第1部★
ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」でコンサートは始まりました。
(ピアニスト、べッセラ・ぺロフスカさんはどんな曲を演奏したらいいのか、とても迷われたそうです)
続いてヴァイオリニストの松本克己さんとアラン・ペルシオさん、ピアニストの相馬泉美さんが登場。 アランさんはとってもお茶目なヴァイオリニスト!
(曲:ヴィヴァルディの2つのヴァイオリンの為の協奏曲Op.3-8)
★第2部★
べッセラさんと相馬さんのよる連弾によるブラームスの「ハンガリー舞曲」。
もともとこの曲はピアノ連弾用に作られた曲なんだそうです。
相馬さんの演奏はリャードフの「舟歌」。相馬さん「リャードフは一般にはあまり知られていない作曲家かもしれませんが、教育者として多くの著名な音楽家を育てたんです」。
松本さんが演奏したのは貴志康一「竹取物語」。この曲は湯川秀樹博士のノーベル物理学賞受賞の後の晩餐会で流れた曲としても知られています。
アランさんの華麗(?)なパフォーマンス。ヴァイオリンを弾きながらお客さんの膝の上に座ったり、客席の周りを歩いたり、最後にはヴァイオリンをお客さんに無理やりプレゼントしようとしてました。
最後は演者のみなさんにお礼の花束を!ありがとうございました!
*このコンサートは被災地復興支援のため「愛とヒューマンのコンサート委員会」に寄せられた募金によって賄われています。
*理学部・理学研究科自修会ホームページはこちら(一部、理学研究科内限定のページがあります)。